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国宝 鑑真和上展
2009.05.06
カテゴリー:歴史
連休はどこにも出かけないつもりでいたが、奈良博物館で開催されている「鑑真和上展」に混雑覚悟で出かけた。昨年唐招提寺を訪れたとき運悪く、金堂は平成の大修理とやらで、肝心の「鑑真和上座像」を見ることが出来なかった。
10年あまりもかかった大修理は、今年になってようやく完成、平成大修理記念行事として、我が国最古の肖像、国宝「鑑真和上座像」(8世紀)をはじめ、これまた国宝の四天王立像4体など、70点以上もの国宝、重要文化財などが展示されていた。
1250年前、唐の国から仏教伝道を目指し、最初の来日を志して12年、5度の失敗の末、6度目にしてはじめて成功。さまざまな苦難を乗り越え来日した、鑑真和上の強い意志と行動力は、想像を絶するもので、座像のお姿は美しく、深い感銘を受けた。
奈良国立博物館で5月24日(日)まで。入館料は大人1200円。近鉄各駅で前売りが1000円で購入できる。
雨の中隣の東大寺に立ち寄った。大仏さまは撮影禁止でなかったが人の頭が一杯で・・・。