大阪府泉大津市と堺市にある音楽教室です。ギター・ピアノ・その他レッスンを行っています。

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優しい心
2006.10.06
カテゴリー:日記

 素敵な詩を作った小学生を9月13日の「小学生の詩」で紹介したが、その航和クン(小3)が昨日からレッスンにやってきた。約束どおりギターが手にはいるまで、教室にある古いギターを貸すことにする。

 レッスンが終わる頃お母さんが来て少し話していると、私の後ろに廻った航和くんがそっと肩をもんでくれた。

「あ!ありがとう!いつもお父さんやお母さんにしてあげるの?」
「ううん!」(ウソか?本当か?)
「じゃあ、先生だけに特別サービス?」
「ううん!」(照れてるのか?!)
「凝ってるでしょう?」
「めちゃめちゃ硬いわ!」
「こんなことしてもらったら、お小遣い上げなきゃいけないかのかな~?」
そしたらお母さん「航和、先生にチューしてもらったら?」
「こんなオバサンにチューしてもらってもね~。可愛いお姉さんなら別だけどネ~」
「うん、うん!」(本心か?!)

 この会話から航和くんの家庭の暖かさが想像できた。最近親子関係のコミュニケーション不足による関係悪化が取り沙汰されているが、やはり両親の対応如何で良い関係が保てるのだと見本を見せてもらったような気がした。

 話は変わるが、今は中学生になった貴弘くんが、小学4年生のときに、わたしの母が他界した。ある日「おばあちゃんは?」と聞くので、わたしはさりげなく「あ!お婆ちゃん死んだのよ」「ふ~ん」彼もまたさりげない返事だった。

 小学4年生ぐらいの子供だから、人の死を、まして他人の年寄りの死など何ともないのだろうと思っていた。後で気がついたが、私の母の死を知り、彼の小さな心が、そんなに傷ついたとはその時は気付かなかった。 

 次の週、お母さんと一緒にやってきて、先週の帰り貴弘が目を赤くして階段から下りてきたので、訳を聞くと「先生のお婆ちゃんが死んだんだって!ボクが帰るときいつも気をつけてお帰りって言ってくれたのに!」と言うんです!

 「お参りしてくれる?」と言うと「うん!」と可愛い頭を垂れ、これまたかわいい手を合わせ、母の遺影に詣ってくれた。言うまでもなく、私の目は涙で溢れた。

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