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ギターワンポイントレッスン

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15 ギター左手グリップ(握り)「クラシカル・グリップ」と「シェイクハンド・グリップ」の違い
2020.06.15

15 ギター左手の握り、グリップには二通りあります。

 

ギターのネック(棹)を握るのを「グリップ」と言います。このグリップはクラシックギターとエレキター、またはアコースティックギターとでは大きな違いがあります。

 

♥クラシカル・グリップ(左親指はネックからはみ出さない)

 

●ソロ曲のメロディー(旋律=音階)と伴奏(=コード)を押さえるのは左手の役目で、瞬時に移動しなければなりません。それには握ってしまわないで、いつでも移動できる状態にする必要があります。

 

●ソロ曲のポジション移動は開放弦(フレットを全く押さえない)をよく利用します。ポジションの移動でメロディー音が途切れないようにするためと、高音弦にメロディーが割り当てられていることが多く、左指が邪魔をしないよう心がけるためでもあります。シェイクハンド・グリップは連続したコード移動には便利ですが、音階→コード→メロディーというように様々なパーターン進行で移動するには不向きです。

 

●クラシックの左手はフレットに対して真っ直ぐに押弦するのが理想とされています。そのためには「F」や「B」コードのようなバレーコード(人差し指で全弦を指板にきっちり押さえる)以外、親指は移動したネックの裏側中央辺りで常に支えなければなりません。

 

●ネックの裏側にある親指の役割は大変重要です。表に出ている全ての指を裏で支え、独立させ、力の配分を指示する司令塔の役割を果たします。そのためネックから飛び出すことはありません。

 

♥シェイクハンド・グリップ

 

●エレキギターとアコースティックギターは、親指が第6弦を押さえる必要から、握手するような、ネックを握るグリップになります。

 

●エレキはソロ奏者が弾く、メロディなどの早弾き以外、殆どがコードを移動させるパターン進行になります。時により第6弦を左手親指で押さえて弾くことが起き、それにはシェイクハンド・グリップが便利で、アコースティックギターも同様です。

 

●クラシカル・グリップでエレキやアコギを弾くことは可能ですが、反対にシェイクハンド・グリップでクラシックの独奏曲を弾くことは難しくなります。

 

●はじめにシェイクハンド・グリップで練習し、途中でクラシック曲が弾きたくなった時、グリップを変えるのは大変難しいと言われています。その逆はあまり苦労なく少しの訓練でシェイクハンド・グリップは出来るようです。

 

●クラシックのレッスンを受け、エレキやアコースティックギターに変更する人は良くあり、ポップス系演奏家になった有名アーティストもあります。アコギからクラシックの演奏家に変更した話は殆ど聞きません。

 

●将来クラシック曲が弾きたくなった時のために最初からクラシック・グリップで練習をするのか?あるいは弾きたい曲は、第6弦を押さえる必要のあるコードが多く、バンドを組んで楽しみたいのか?を基準に考えてみましょう。

 

 

♥「クラシカル・グリップ」と「シェイクハンド・グリップ」のメリットとデメリットを書きました。これから練習するのに自分は、どう楽しんで上達したいかを考えて、グリップを試しましょう。

 

 

 

(旧ワンポイントレッスン「グリップ(左手握り)の問題 NO.5」)

 

 

 

 

 

 

クラシックグリップでバレー押弦しない場合のハイポジション押弦の例。

 

 

 


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