大阪府泉大津市と堺市にある音楽教室です。ギター・ピアノ・その他レッスンを行っています。

ギターワンポイントレッスン

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6ー1クラシックギターの練習で楽器以外に必要なものを準備する 
2014.05.04

クラシックギターを練習する時、必要と思われる物を準備しましょう。



♥①椅子 ②譜面台 ③足台 ④チューナー(調弦器)⑤カポタスト、などが必要です。アコースティックギターとエレキギターは 次ページ「6-2」をご覧下さい。

 

1)椅子

●クラシックギターの場合必ず座って演奏します。演奏会場ではピアノ椅子を準備されることがありますが、殆どの場合パイプ椅子を使います。家にあるソファやキッチンの椅子は、高さ調節ができないので、出来るだけパイプ椅子で練習するのをおすすめします。

 

●パイプ椅子の平均的高さは42㎝~45㎝前後です。問題は子供用です。足の長さに合ったものが必要で調達は難しいです。 高さを調節できるものが良いので、教室では高さ調節のできる、ピアノ椅子の足を5歳児に対応出来るぐらい、最小限の高さに切り伸ばすと大人に適した長さになるよう工夫しました。

 

●幼児の椅子は介護で使用する入浴用椅子が、高さ調節ができて便利です(20㎝~30㎝前後)。学齢に達したら大人用の椅子で足台を2個置き、高低をつけて調整すれば可能です。

 

 

2)譜面台

●不可欠とまでは言えませんが、演奏姿勢を良くするためには準備したい物の一つです。何処かに持ち運ぶ場合はアルミ製の軽い物がお勧めです。初心者のころ譜面台を使わず練習を重ねた結果、本番での写真で姿勢が悪いことに気づき驚くことが時々あります。

 

 

3)足台

●主にクラシックギターで使用します。譜面台同様に絶対必要ではありませんが、譜面台と足台は家庭での練習なら代用品も考えられます。練習会場が家庭でない場合代用品がありません。持ち運びには譜面台同様、アルミ製の軽い物があります。

 

●足台は左足に乗せて使いますが、長時間練習する人や幼児には腰に負担がかかります。それを解消する目的で足台を使用せずに済む、サポーターが発売されています。因みに私は荒井貿易が発売している、吸盤でギターに脱着できものを使用しています。

 

●譜面台同様で足を組んで練習すると正しい姿勢が身につきません。正しいホームで練習しなければ、右手のホームが崩れ、いずれ上達した時壁にぶつかります。

 

 

4)チューナ(調弦器)

●ギターは常に正しく調弦しなければなりません。ステージや部屋の温度差でも変化するので、度々調弦する必要があります。訓練の出来た人は自分の耳で確認出来ますが、必需品として準備すべきです。

 

●長期間練習や演奏しない場合でも、チューニング(調弦)は正しくしておくべきで、そのためにも欠かせない物の一つです。

 

 

5)カポタスト(歌のキーに合わせる道具)

●クラシック曲の演奏には殆ど必要ありませんが、弾き語りをする場合、歌のキーに合わせるのに必要です。

 

6)教本

「初心者のためのギターの弾き方 はじめてのギター 教本の選び方で」で解説しています。

 

 

 

 

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写真左:クラシックギター。ヘッドに付けているのはチューナー(調弦器)。側面版についているのは足台を使わず演奏する時に使用するギターサポート。

写真中央:クラシックギターの演奏風景。椅子、足台、譜面台などの参考に。

写真右:子供はギターサポートと2台の足台を使用。

 

(クリックで写真を拡大することができます。)

 

 


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