大阪府泉大津市と堺市にある音楽教室です。ギター・ピアノ・その他レッスンを行っています。

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ギター修理結果報告
2006.04.21
カテゴリー:音楽&教育

3月19日と25日の記事でギターが壊れたこと、そして修理したことを書いた。その結果報告を忘れていた。

このブログを読んでくださった方の中に、ギターを愛していらっしゃる方がいたら、あのギターのその後は?と気にしてくださっていると思う。

実は、不思議なことに以前にも増して、すご~く調子が良くなった!思うに以前から少しずつひび割れがあったのかも知れない。ここ2年ほど前から、何となく音が悪くなったなぁ~と感じていた。

古いことは事実だが、まだまだ充分使えるものだったし、前は生徒のみなさんから「このギター良く響きますね。」と言われていたので、どうなったのだろう?と不思議だった。

アロンアルファーでの修理は素人丸出しで、不細工なことこの上ないが、音は凄く良くなった!万々歳!ご心配くださったみなさん、ご安心ください。ありがとうm(__)m

前回約束の記事「五感」を「続きを読む」に掲載。よろしく!

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五感 動物は天から五感(視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚)を与えられ、人以外の動物は外敵から身を守るため、あるいは命を守るためにそれらを使わなければならない。危険を感じない時は必要がないからと眠っている。

ところが万物の霊長である人間は、幸いなことに危険から身を守るために五感を使う必要がない。しかも眠らせることなく、むしろ大きく育てることで満足を得て喜びを感じる。芳しい香りを嗅ぎ、美味なものを食し、肌触りの良い衣服を纏って満足し、美しいものを見て喜び、心地よい音を聞いて感動する。

しかしこの感動というのは、かなり個人差があり、実はちょっとした曲者なのだ。例えば、パンクロックに感動する若者は、クラシック音楽を鬱陶しいと感じ、クラシック音楽をこよなく愛する人たちは、パンクロックなど騒音に過ぎないと言う。ピカソは素晴らしいと思う人がいる一方で、何処がよいのかわけが分からないという人もいる。良いか悪いかの問題ではなく、人それぞれの感受性の違いがそう感じさせるようだ。だからこそ面白いとも言える。

では、感性を高めるにはどうすればいいのだろう。さまざまな方法が考えられるが、一概にこれだ!と言うことができない。一つ言えることは、できるだけ多くの体験をすることだと思う。経験と学習がより多くの感覚を磨き、更に多くの感動を呼び起こす。ひいてはそれが感性を磨くということにつながり、そこに学習と教育の意義があると思う。
 
ジャンルによる好みの違いは、味覚の好みと同様で致し方がない。
私はクラシックギターの勉強をしてきたが、どうしてもエレキギターをしたいという生徒がきたときは、基本的なことだけという条件で、引き受けることにしている。基本的には殆ど変わらないが、専門的になると、テクニックの面でもフィーリングの点でも、クラシックとは違い、私の感性ではとても対応できなくなる。だから初心者に限ってということになってしまう。

次は「基本は根っこ」のつもりだが、今日先生から今までの記事「トップランナー」「現代版入園式」などを加筆すればOKとメールをいただいた。それで良ければまた整理をしようと思うが、書きたいことがまだあるので、しばらくはこの話題を続けようと思う。

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