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心にも栄養を!
2006.04.24
カテゴリー:音楽&教育

チェロ奏者 趙静(チョウ・チン)氏が「トップランナー」で放映され以前取り上げたことがある。その中で話された「イマジネーション」について、私のホームページのキャッチフレーズにしている「心にも栄養を!」と通じるものがあると感じた。

 

「五感」は殆どの動物に与えられているが、「感性」だけは霊長類の代表である人間にのみ与えられたもので、その感性も老齢化すると徐々に衰えるようだ。

 

老人ホームのボランティア演奏をした時、どんなに練習して良い音楽を!と準備して行っても、演奏の出来具合や音の善し悪しなどの感性は働かない。ただ懐かしさの感情だけが残っているものだと気づいた。

 

カントが言う「健康な精神は健康な肉体に宿る」ということだろうか。長寿だった母は本来思いやりのある人だったので、認知症が現れても、わがまま言い放題ということは全くなかったが、入院した時、病室内の老人を見ていると、どうにも手のつけられない人が結構いた。

 

心にしっかり栄養を付けておかないと、我が儘放題に育った子供が、老人になった時どうなるのだろう?とふとその時思った。こうはなりたくないしなってはならない!体だけでなく心にもたっぷり栄養を与えておこうと思うが、残念ながら自身ではその結果は分からない。

 

 

 

RIMG1485.jpg

 

78歳になる生徒さんが「庭に咲いたスノーフレーク(鈴蘭水仙)です」と言って持ってきてくださった。鈴蘭ってなんと可憐な花だろう!早速小さな花瓶に入れて飾る。手元にある花言葉集では、4月9日の誕生花で「純潔、けがれなき心」と書かれていた。

 

 

 

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