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黄金比と白銀比
2011.01.01
カテゴリー:発見

新しい年を迎え、これまで訪問くださった方にブログを通して、お礼と新年のご挨拶を申し上げます。

 

さて、去年は思わぬ病気で少し落ち込んだが、一歩一歩ながら快復していて、また希望を持ってこの一年頑張れそうな気がする。ところで新しいテレビが来て、どうしてこんなに横長だろう?と疑問を抱いたお陰で、アスペクト比(横縦比)を調べていたら、黄金比と白銀比という比率が昔からあり、最も均整の取れた美しい比とされていることがわかり、とても面白い発見をすることができた。

 

黄金比はあまり詳しく知らなくて、判っている人からみると「そんなこと今頃知ったの!」と笑われるかもしれないが、私としては新しい発見だった。もっとも判りやすいサイトは

 

「レポート・黄金比と白銀比」

 

こちらの解説によると、モナリザやヘップバーンが美しいのは、横縦の比が1:1,6だからで、ピラミッド、ギリシャのパルテノン神殿、パリの凱旋門などの高さと底辺の比が、この1:1.618になっていて、これを黄金比というそうだ。

 

他にもオウムガイの螺旋形状、台風の渦、太陽系の星雲の渦巻き、ミロのヴィーナスの臍から上と下の比、トランプ、名刺、タバコの箱などが身近にあるという。

 

一方白銀比は日本古来から使われている比率で、仏像の顔、法隆寺の五重塔を上から見た形状、日本建築と彫刻、生け花、A4サイズの楽譜、はがき、新聞など1:1.414の比でこちらは別名大和比または日本の黄金比と言われている。

 

√2(ルート2 ブログでは正しく記号が表現されないようなので・・・)となるこの比は大工さんが使うL字形ものさし(曲尺 かねじゃく)の裏面に(表面は1mm刻みの目盛)1.141421356倍にした、独特の目盛りが刻まれていて、これを考案したのが聖徳太子だそうだ。そして大阪の四天王寺の番匠堂に曲尺を持った聖徳太子像があり、毎年11月22日、大工さんの日に全国から集まった大工さんで「曲尺太子奉賛法要」が行われる。

 

最近のハイビジョンテレビはこのどちらの比でもなく16:9となっているらしいので、この比率は今後続くのだろうか?とふと思った。

 

 

 

RIMG20544.jpg

 

昨年12月に行った時に撮った(遅い時間帯で曇っていて綺麗ではないが・・・)再現された平城京大極殿。これも白銀比だろうか?

 

 

 

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