ハウザーのご機嫌

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私はギターに呪われてるのだろうか？

今年に入って縁が出来たハウザーは、わが家に来てからずっと調子が良くなかった。梅雨の間も毎日湿度計を横目で見て、ギターのご機嫌を気にしていた。

ハウザーの前は、フランスの楽器を使っていた。そもそも、このハウザーを購入するきっかけになったのは、その前に使用していたイギリスの楽器が、ある日突然ブリッジの弦を通す穴から、パカッと割れてしまうという、滅多にありえない、ハプニングが起きたことによる。

修理をしてもらったが、張力が変わって、手に合わなくなり、その時縁があったのが、フランスの楽器だったので下取りしてもらいそれを購入した。

そんな物語があった末に、ハウザーと縁ができ、今年思い切って買い換えることになった。新しい楽器が来てしばらくすると、なんだか調子が悪くなる。ギターに呪われてるのだろうか？と凹んでしまう。

クレオメ、夕刻に開花するらしい。蝶が飛んでいるように優雅で華やかなのに、何となく孤独なイメージが今の私の気持ちと重なる。

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