ギターワンポイントレッスン
11 何から始めればよいのだろう?
2015.01.12
☞ 11 先ずは右手の練習からはじめよう
今まで一度もギターを触ったことのない人は「五里霧中」で何をどうして良いのやら全く判りません。
「№7」で説明したチューニングを何とかできるようにしましょう。初めから両手を使うのは無理なので、まずは右手親指で第6弦(一番太い低い音の弦)から高い音の第1弦に向かってやさしく引き下ろしてみてください。
独習書にチューニング法が書かれていますから、6本の弦がどの音か判るはずなので、ミ・ラ・レ・ソ・シ・ミと力を抜いて優しくゆっくり弾き下ろします。
右手が慣れてきたら左手を加えますが、クラシックの教本では先ず右手だけの練習が沢山出てきます。アコースティックギターでも、ピックを使わず指で弾きたい(アルペジオなど)なら、先ず右手各指をギター6本の弦に慣れさせることが重要です。
アコースティックギターをピックで弾きたいなら初めからピックでOKです。ピックに慣れれば左手コードに移れます。ピックの持ち方は、殆どの教本(クラシック教則本以外)に解説れているので参考にしましょう。
クラシックギターで指を使った奏法をしっかり学びたいなら、最初に右手だけの練習を1週間程かけなければ指は覚えてくれません。勿論練習時間にもよりますし個人差はかなりあります。
旧ワンポイントレッスン
№6:一番悩む右手親指
№92:右手の無駄 №93:右手親指の無駄な動き
左:正面から見た右手。 右:側面から見た右手。