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三田市九鬼家の雛人形
2012.03.03
カテゴリー:歴史

 三田市にある旧九鬼家の雛人形は以前(2009/3)にも取り上げた。 「三田市旧九鬼家住宅資料館の雛人形」

 毎年展示される雛人形は、すべてが九鬼家で保存されたものではなく、周りから寄贈されたものが多いようだが、今年は九鬼家ゆかりの古い人形が飾られていた。明治32年(1899)に制作されたものと解説されていたが、いわゆるひな壇でなく、御殿に収められ、建築物まで作られた雛人形は、はじめて見るものだった。

 男雛と女雛を左右どちらにするかの意見があるが、雛人形は陰陽説を基本とする唐の古式にならっているという説と、宮中の習わしになぞっているという説があるらしい。古来日本では左が高位とされ(左大臣など、陰陽の古式からか?)天皇は左、皇后は右の風習だった。ところが明治の文明開化と共に、西洋の様式が取り入れられ、向かって左が高位とされるように変わって来た。それでも関西は京雛の影響か、内裏雛は向かって右に祭られていることが多かった。

 最近は関西の百貨店でも、男雛は向かって左に飾られているが、この九鬼家の雛人形は昔ながらの飾り方になっている。道具類も沢山あり、箪笥、長持などはミニチュアの布団、座布団まで収納され、手鏡には鏡がはめ込まれ、小さな引き出しには、取っ手がきちんとつけられ、ままごと遊びの原型のようだった。

 そういえば、最近ままごと遊びをしている女の子を見かけない。ベンチに並んだ全員が、黙々とファミコンゲームをしている風景はときどき見かけるが・・・。


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